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サービス統括部長 堀

テンショナー等の消耗とテンションの力

堀ブログです。

お久しぶりです。

 

前置き抜きの本題です。

 

たびたびブログでご紹介させていただいております、

カムチェーンテンショナーについてです。

 

まずはこちら。

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年式は2003年。走行距離は約38,000kmのカムチェーンテンショナーです。

 

テンショナーを新品に、とのご依頼をいただきましての作業です。

 

消耗の深さ?度合い?は思ったよりも酷くはないのですが、欠けている部分があります。

こうなると、消耗スピードが加速する可能性や破損の心配が増します。

 

ちなみに新品は

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当然ですがツルリンコちゃんです。

 

 

カムチェーンテンショナーはカムサポートプレートの表側、裏側にひとつずつ計2個ついています。

カムサポートプレートを開けてみた”感じ”の写真。

P5314069.jpg

手前の銀色部品がカムサポートプレートです。

手で押さえている2つのギヤに掛かっているのがチェーン①

 

左に赤いピンみたいなところに1個テンショナーがあるのがわかると思います。

もう1個、真ん中上に赤いピンみたいなものがある所、裏側にもう1個テンショナーがあるんです。

奥に見えるのが2本のカム。『TWINCAM』というわけです。

そのカムに直接掛かっているのがチェーン②

 

このチェーン①②を2つの強力なスプリング式のテンショナーが押さえつけています。

こんな感じです。

まずはチェーン①

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続いてチェーン②

P5314066.jpg

 

このスプリングの力はたぶん皆様が思っておられるよりも、非常に強い力です。

そりゃ、いくら潤滑しているとはいえ磨耗しますよね。

 

このスプリングテンションにより影響を受ける部品が、

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カムの両端にあるベアリング。

クランクケース側にあるベアリングとカムサポートプレートのベアリング。

(厳密に言えばまだありますが割愛。)

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特にクランクケースのニードルベアリング側の磨耗が見られるのが特徴的。

今回の車両は

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磨耗はありますが現状では問題のないレベル。

 

 

問題があるレベルなのが

たまにご紹介させていただいておりますこの他車両の磨耗の仕方。

P5314073.jpg

P5314072.jpg

偏磨耗ってやつです。

 

テンショナーの力によるのかは定かではありませんが

ベアリングで支持しているとはいえ、絶えずテンションが掛かっているので

仕方がないのかもしれません。

 

カムギヤ化なんていうカスタムはこのテンションがなくなるし

テンショナーの磨耗、破壊の心配から開放されるわけです。

フリクションロスにも大きく貢献するカスタムです。

 

 

さて私自身もスプリングテンショナーを掛けております?

P5314071.jpg

脱臼して曲がったままの指。テンション掛けるとほんの間伸びてくれるんですよ。

テンション掛けてるときは無理があるのか痛い!

痛いからといって外すとすぐ曲がっちゃいます。

私も早くこのテンションから解放されたいものです?

 

堀ブログでした!

 

 

 

 

 

 

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